テンプレートについて

WEBサイト制作の流れの中でテンプレートが利用さえるケースがよくあります。こういうとまるで手を抜いているのではないか、そんなことでお客さんからお金を取っているのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしWEBサイト制作でテンプレートが利用されているのは、現場の人間が手を抜いているからではありません。
WEBサイトのデザインにはいくつかの基本形があります。ヘッダとフッタがあってタイトル画像、左サイドに(あるいは右サイドに)メニューがある、といった具合です。これをその都度一からHTMLとCSSで記述するのは時間の無駄というものです。タイトルの大きさやメインコンテンツの文字の大きさ、背景色と文字色の組み合わせなども最適なパターンというものがあります。特にWEBサイト制作会社ではこれまで培ってきた過去の資産、経験の積み重ねがあります。これらを再利用することは手抜きでもなんでもありません。それどころか過去の経験から導き出された最適解を利用して、なおかつ短時間でWEBサイト制作が行えるのであれば、これはユーザーにとっても願ったりかなったりといえるでしょう。短縮された時間をコンテンツ(画像やテキストデータ)の充実に使えばさらに良質なWEBサイトが誕生します。
ただしテンプレートの限界も考慮しておかなければなりません。何でもかんでも再利用することがベストであるとは言い切れないからです。当然ながらこれまでになかった斬新なデザインを採用すれば、再利用は不可能か可能だとしても限定的となるでしょう。さらに日進月歩どころか秒進分歩といわれるWEB業界ですから、新しい技術や新しい環境に適応させていく必要もあります。こんな場合も過去の資産にとらわれていると遅れをとることになりかねません。WEBサイト制作現場においてテンプレートはなくてはならない重要なものですが、ケースバイケースで適切に利用シーンは選ばなければならないということです。